【ABテスト事例】ログイン(会員登録)ページの離脱導線を削除して新規会員の購入率アップ!
2021年3月19日

Amazonや楽天市場など代表的なECサイトでは、ユーザーが商品を購入しようとする際に会員登録を促す導線設計がされています。
その理由は、ユーザーに会員登録させることと、ECサイトの売り上げ向上が密接に繋がっているからです。

会員登録を促す理由はたくさんあるのですが、主にはメールマガジンを配信してユーザーと継続的に関係構築するためです。
定期的に顧客とのタッチポイントを作ることで、リピート率を高めることができると考えられます。

今回アッション(現・SHIFT)が改善に取り組んだECサイトでも、会員登録をしていないユーザーは商品購入前に会員登録をする必要がありました。

しかし、会員登録って面倒なイメージがありませんか?
個人情報の入力が必要になるため、なにかと後回しにしがちな人も多いのではないでしょうか。

そこで、ログイン(会員登録)ページでユーザーが浮ついたり迷いが生じたりしないように、ページ上の遷移導線を削除する施策を実施しました。

離脱導線の削除は、Webサイト改善の有効な手段の一つで、他の商品を想起させたり迷わせるような導線をなくすことで、会員登録や購入に集中させることができます。

それでは、実際のテストでどのくらい改善できたのか詳しく見ていきましょう。

目次

A/Bテスト改善を行った背景
└サイトの導線がユーザーを迷わせている?
 施策内容
 └離脱導線を削除と、より新規会員向けに導線の位置を変更
 結果
 └商品購入率・会員登録率両方の改善に成功!
 考察
 └結果の振り返りと、既存会員への影響について
ご質問やお問い合わせに関して


A/Bテスト改善を行った背景

今回テストを実施したのは、アパレルECサイトのログイン(会員登録)ページです。

業種: アパレルブランド
サイトの型式: ECサイト
KGI: 商品の購入
検証期間: 19日間

<課題>

まず、ログイン(会員登録)ページにはヘッダーやフッターに離脱導線があって、ユーザーを迷わせている可能性があると考えました。

また、施策を実施したログイン(会員登録)ページは、既存会員向けのログイン導線が上部に、新規非会員ユーザー向けの導線が下部に配置されています。

しかし、サイト上で非会員ユーザーがカートページから購入手続きに進もうとすると、ログイン(会員登録)ページにリダイレクトされます。
レイアウト上、新規非会員ユーザーがスムーズに会員登録し難くなっています。

<仮説>

ログイン(会員登録)ページの導線を整理することで、ユーザー(特に新規非会員)の離脱率を抑えることができ、新規会員登録者数が増加、全体の購入率も上昇するのではないか。


施策内容

・ハンバーガーメニューやカート、フッターなど不要離脱導線の削除
・会員と非会員の導線上下入れ替え


結果

テストパターン 勝ち

会員登録完了ページ遷移 改善率107.99% 有意差73%)
購入完了ページ遷移 改善率118.54%、有意差96%)

会員登録率が上昇、購入率も上昇し、仮説通りの結果を得ることができました。


考察

離脱導線を削除したことで、新規会員登録ページへの遷移率が上昇し、新規会員の購入率も高まりました。
仮説通り、非会員の購入率を改善することが出来たと考えられます。

導線を下部に変更した既存会員のログイン導線に対する影響が懸念点でしたが、ログインするボタンをクリックして商品を購入するユーザーは115%に上昇しており、むしろポジティブな影響が見られました。

今回のテストで検証したように、ヘッダーやフッター等の全ページ共通導線は購入や申込、登録を妨げている可能性があります。
担当されているページの導線を今一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

このように、アッション(現・SHIFT)では細かい分析や施策の立案、実装を連続的に実施、PDCAサイクルをしっかり回していくコンサルティングサービスも提供しております。
もし、CRO・LPOに行き詰まっている、リソースが不足しているなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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