CRO(Conversion Rate Optimization) VWO 分析(VWO・Google Analytics・ヒートマップ) A/Bテスト LPO(Landing Page Optimization) ヒートマップ

Webサイト改善(CRO)は「施策ベース」ではなく、「課題ベース」で取り組む

アッションではWebサイトの改善を施策ベースではなく、課題ベースで実施しています。
その理由はサイトのポテンシャルを最大限まで引き上げることで機会損失を防ぐためです。
 
では、
一体その「課題」ベースとはどの様なものなのか、そしてそのメリットとは何かご説明致します。
 
 

施策ベースでのWeb改善が良くない理由

Web改善は1つの施策の実施のみで特定箇所の改善は完了しないことが多くあります。
 
しかし、施策ベースでのWeb改善を行うと、
1つ施策が上手くいくとその施策でその箇所の改善が完了したと判断してしまうこと、
又は、施策が上手くいかなかった際にもその箇所は改善余地がないと判断されてしまうことがあります。
 
その結果、
更なる改善のポテンシャルを得られない、
又は、改善しなくてはいけない箇所を改善しないままにしてしまい、損失を出し続けることになってしまいます。
 
そして、これは短期における損失ではなく、中長期における損失です。
たった0.001%の改善幅、又はマイナスであったとしても3か月、半年、1年と続くことでサイト、事業、企業として大きな損失になりかねません。
 
その様にならないためには単発的な「施策」ごとでの改善活動ではなく、
「課題→仮説→施策」というレイヤーの中での「課題」ベースで取り組むことが重要です。
 
もちろん「課題ベース」といって、上記の様に施策実施による改善をおこなうのですが、
PDCAを回し、真価である成果(CRO)を得るためには「課題ベース」でのWeb改善に取り組んでいくべきです。
 

課題ベースでのWeb改善とは

それでは、実際にに課題ベースで取り組むとはどのようなことなのかをご説明します。

Webサイトには様々な課題があります。
その課題発見には、
・GoogleAnalyticsからのサイト、ページ課題抽出
・ヒートマップデータ、レコーディングデータからページ課題、ユーザー行動課題抽出
・ユーザーテストによる具体的な課題抽出
・競合他社サイト、ベンチマークサイトとの比較による課題抽出
・プロの経験によるヒューリスティック分析からの課題抽出
 
 
様々な方法で課題を抽出することが出来ると思います。
 
例として、
『課題:CTAボタンのクリックが低い(CVのためのフォーム遷移が低い、カート投入率が低い)』
といった課題があったとします。
 
その課題に対する課題解決の仮説を設計します。
 
課題解決仮説:
仮説1. CTAボタンに気づいていないのはないか
 
この様な仮説を検証するための施策を作り出します。
 
 
『仮説1.CTAボタンに気づいていないのはないか。』
 
仮説1に対する施策の方向性としては下記が考えられます。
そして、その施策の方向性を実際にサイトに反映し具体的な検証施策を作りだします。
 
・サイトまたはページのトンマナに埋もれてしまっている可能性
 →CTAボタンの色を変更しアテンションを作り出す。
 
・他CTAボタンとデザインが一致しておらずCTAボタン認識をしていない可能性
 →サイト内の他CTAボタン(同じ役割)とデザインを統一することでCTAボタン認識してもらう。
 
・サイズが小さくCTAボタンが視線に入っていない可能性
 →CTAボタンのサイズを大きくすることアテンションを作り出す。
 
・ユーザーの視線が通りやすい位置にCTAボタンがなく気づかれていない可能性
 →CTAボタンの位置を変更しユーザーの視界に入れることでCTAボタンを認識してもらう。
 
 
この様に1つの課題に対処する方法は課題の仮説の数、又はそれ以上にあります。
これらを検証し、組み合わせていくことで成果(真価)を最大化していくことが可能です。
 
また、すべての施策が上手くいかなかった(統計学的に有意差がでるほどの数値的変化が現れない)場合でも、
仮説設計に立ち返り、多角的に課題にアプローチをすることが出来ます。
 
例)
 
仮説2.CTAボタンまでスクロール到達していないのではないか
 →ページ上部へも設置(又は位置変更)
 →追従での表示
 
仮説3.CTAボタンが押しづらい要素があるのではないか。
 →ボタンの文言変更
 →ボタン感を出す
 →ボタン周辺に文言の追加
 
 
更に、その仮説設計が上手くいかなくても課題抽出に立ち返ることが可能です。
 
 

まとめ

今回は課題ベースでWeb改善を行う必要性と簡単にですが、その方法についてご説明致しました。
是非、一度試してみてください。
本当の意味でのPDCAが回ることが実感できると思います。
 
ABテストはWeb改善における1プロセスでしかありませんが仮説検証を行っていくと、
通常のログ解析とはまた違った気づきを多く得ることができます。
是非、実施してみてください。
 
次回以降は、
・課題抽出の様々な方法
・課題解決仮説設計の方法
・PDCAを回すためのKPI設計
・Webサイト改善のプロジェクト管理方法
・Web改善プロセスの全体設計  等について書いていきます。
 
是非、次回もご覧ください。
 
 
現在、アッションでは毎週木曜日に無料オンラインABテスト相談を受け付けています。
今回の様なお話等を相談者様の具体的な課題に合わせて回答しておりますので、是非お気軽にご登録ください。
 
 
お客様のCROのどんなお悩みでも我々アッションはいつでもお力添えさせていただきますので、小さなお悩みだったとしても、お気軽にご相談ください。

ABテスト事例