A/Bテスト LPO

【キャッチコピー作りに活かそう】社会的証明の大きなパワー

突然ですが、自社サイトの広告や宣伝のための文言やキャッチコピーを考えているとき
なかなかいい案がでてこない!迷っていてどの案が最適かわからない!
といった方はいらっしゃいませんか?

そんな時に知っていたら便利!というちょっとした知識をご紹介します。

 

Social Proof〜社会的証明〜

社会的証明とは、自分の意見、行動の妥当性を証明することを指します。
そして妥当性を証明する際に、他人の意見や行動が、その人に大きな影響を与えるのです。

簡単に言うと、人は他人に同調しがち、ということです。

いくつか例を挙げたいと思います。

あるホテルでは、部屋で使用されるタオルの消費を抑えようとして
各部屋のシャワー室にある文言を書きました。2つの文言を別々の期間で試してみたのです。

パターンA :「環境保護のためタオルの再利用にご協力ください」
パターンB :「お客様の70%以上の方がタオルの再利用にご協力いただいております」

AとBではどちらが再利用率が高かったと思いますか?
正解は「パターンB」です。Aは75%、Bは90%の再利用率でした。

 

さらにもう一つタオルのお話です。
以下の2つのパターンではどちらが効果的だったと思いますか?

パターンC :「この部屋のお客様の70%以上の方がタオルの再利用にご協力いただいております」
パターンD  :「このホテルのお客様の70%以上の方がタオルの再利用にご協力いただいております」

違いは「この部屋」か「このホテル」かの違いですが、、、
正解はパターンCです。Cのときは95%、Dのときは90%の再利用率でした。

お分りでしょうか?人は自分により近い集団に同調してしまうのです。

パターンAの「環境保護のため」と言われてもちょっと問題が壮大すぎてピンときませんよね。
でも「お客様の70%が〜」と言われると、「みんな再利用しているのか!なら自分もやらないと!」
といった気持ちになりますよね。

2つ目も同じです。パターンDの「このホテル」より「この部屋」の方が身近に感じますよね。

ここから、宣伝文句などを考えるときは、
よりターゲットを絞って文言を考えたほうが効果的
ということがわかります。

 

別の例もご紹介します。
これはある健康器具の通販番組で司会者が言ったセリフからです。

通販番組では、番組内で商品の説明をした後、電話をして商品を購入するように伝えますよね。
「ご注文の際はこちらの番号におかけください」といった言葉をよく耳にしますね。

しかし、ある文言を付け加えただけで電話での問い合わせが2倍に増えたのです。
それは、、

「大変混み合っておりお電話が繋がらない場合がございます。その際は御手数ですがおかけ直しください」

この一言です。たった一言付け加えただけで問い合わせが倍増したのです。

なぜでしょう?

この文言からみんなが電話してるイメージが思い浮かびますよね。
そして、「みんなもこの商品を買っているのか。なら安心だな」
という気持ちが生まれます。

この、みんなもやっているんだな、という気持ちがその人に行動させるのです。
人間は本能的に他人もやっていることを真似してしまうのです。

 

いかがだったでしょうか?

みんなの価値観」、「社会の基準」を正しく理解して、言葉を考えたり行動することで
思った以上に大きな影響を与えることができるのです。

 

どの文言がより効果的か、確認するためにはA/Bテストが非常に有効です。
A/Bテストを行う際にも、この言葉は「どこで、なにしている、誰々」をターゲットにしているのだ
としっかりと考えることはとても重要です。

今後みなさんがなにか文言やキャッチコピーを考えたりするときは
ぜひこの社会的証明のことを参考にしてみてください。