webプッシュ通知

他webプッシュ通知サービスから乗り換え方法

今回の投稿は現在webプッシュ通知サービス導入をお考えの方向けではなく、もう既に他ベンダーが提供しているwebプッシュサービスをお使いの方向けになります。

iZootoが日本でリリースされてから、1ヶ月ほどが経ちましたが

「今、●●を使っています。iZootoに切り替えたいのですが、今まで集めたサブスクライバー(プッシュ通知許可登録ユーザー)はリセットされてしまうのでしょうか?」

「サブスクライバーの移行は簡単に行えますか?」

と質問をよく受けます。

結論から言うと、あなたのサイト環境と通知許可をどのドメインで行っているのかによって移行可能/不可がありますが、まずはそもそもどのようにして通知許可が行われているかを改めて説明します。

まず始めに:

2015年春にChromeアップデートのタイミングで「Service Worker」発表により、当時ネイティブアプリ(スマホアプリ)と比較してwebブラウザ上のサービスの欠点とされていた「オフライン時の動作やプッシュ通知配信」が可能になりました。これによって、たとえユーザーが自社サイトに訪れていなくても、ブラウザさえ立ち上がっていればエンドユーザーにプッシュ通知でメッセージを送ることができ、リエンゲージメント向上ができる!ということで話題を集めた訳です。

通知許可登録の仕組み:

他webプッシュ通知サービスから乗り換え方法

サイトに訪問したユーザーにブラウザから上記のようにダイアログが表示され、通知許可を促します。通知許可への促しと、ここで通知許可をしたユーザーにサイトからプッシュ通知を届けるために必要になるのが、先ほどのservice workerになります。

サービスベンダーによってこのservice workerの名前が異なる場合がありますが、iZootoではservice-worker.jsと呼び、サービス実装時にサイトのルートディレクトリへ設置する必要があります。1つ覚えておかなくてはならないこととして、service workerはHTTPSドメインでのみに対応しているため、HTTPサイトではサードパーティードメイン上で通知許可を行うケースがほとんどになります。

例:サイトURLがhttp://www.assion.co.jpでiZootoを利用する際には、通知許可をhttps://www.assion(サブドメインは自由に設定可能).izooto.comで行います。

※iZootoはHTTPサイトで実装時に設定するサブドメインURLをカスタマイズできます。(ビジネスプランから)

サブスクライバー移行を検討する前の確認事項:
他webプッシュ通知サービスから乗り換え方法

  • ドメインの所有権: 全ての通知許可登録はユーザーが通知許可を行うドメインに紐づくため、自社サイトドメインで通知許可を行っていることがサブスクライバー移行の必要条件になります。HTTPSサイトの場合、自社サイトドメイン上でユーザーの通知許可登録が行われます。 HTTPサイトの場合は、HTTPSサイトと異なり多くの場合、サービスによって異なるサードパーティーのサブドメイン上で通知許可登録を行っています。
  • サブスクライバーの所有権: 自社で作成したGCM/FCMを使用していることが必要条件になります。 このGCM/FCMはChromeブラウザに通知配信が行われる際に使用されており、サービスベンダーが提供するものでなく自社で作成したものを使用していることを確認してください。(※ほぼ全てのサービスベンダーは自社GCM/FCMの作成を推奨しています。作成方法はこちらから。)
 通知許可登録を行うドメイン FCM  サブスクライバー移行可能/不可 
https://自社サイトドメイン.com 自社の使用中 可能
https://自社サイトドメイン.com サービスベンダーの使用中 不可
https://notify.自社サイトドメイン.com 自社の使用中 可能
https://notify.自社サイトドメイン.com サービスベンダーの使用中 不可
https://自社サイトドメイン.izooto(※).com 自社の使用中 不可
https://自社サイトドメイン.izooto.com サービスベンダーの使用中 不可

※例としてサービスベンダーをiZootoにしています。

サービス乗り換えに関するよくある質問

移行する先の新しいサービスを決定してから、まず初めにやることとして

  1. 今まで使っていたサービスのservice worker名を確認する
  2. 移行先サービスのservice worker名を変更する
  3. service worker.jsを更新する

もう既に昔に通知許可登録をしたユーザーに再度ダイアログは表示されてしまいますか?

再度表示されることはありません。バックグラウンドでservice workerが更新され、新しいサービスから引き続き通知配信が出来るようになります。

サブスクライバー移行は一回の作業で完了しますか?

完了しません。新しいサービスから配信を行えるようにするためには、サブスクライバーがサイトに再訪問し、service workerが更新される必要があります。

サブスクライバー移行にどのくらいの時間がかかりますか?

過去に通知許可登録をしたユーザーのリピート率にもよります。

サブスクライバーに同じ通知が2通届いてしまうことはありますか?

ありません。

その他、ご質問・ご不明点はこちらから個別でお申し付けください。