株式会社集英社様

 

株式会社集英社について

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日本を代表する大手出版社。1925年に商号を獲得して以来、発展を続けており、『週刊少年ジャンプ』、『週間プレイボーイ』などの男性向け雑誌から女性向けファッション誌『Seventeen』、『non-no』など、数々の大人気雑誌を出版している。その他、『FLAG SHOP』をはじめショッピングサイト運営、デジタルコンテンツ事業など様々なサービスを展開し、日本のカルチャーを創り続けている。

もくじ

  1. 低コストで大きなインパクトを生むVWO
  2. いわゆる「海外ソフト」のような不安感は一切なし
  3. 少しの変更で登録率が三倍に
  4. サイトを見直すきっかけになる、A/Bテストツール

 

低コストで大きなインパクトを生むVWO

-ABテストツール導入の経緯について教えてください

ABテストの必要性自体は以前から感じていて、導入のコストの面でハードルになっていたというか、結局コストかけてテストを行っても改善に繋がらなかったらそのコストが無駄になってしまうと考えて踏み込めずにいましたね。Googleアナリティクスなどで簡易的な分析ができるので最悪GAだけをこのまま使っていってもいいかな、という意識もありました。

-それではなぜ今回VWOを導入していただくという判断をなされたのでしょうか?

一番の決め手はコストですね。こんなに安く導入できるんだったらやらない手はないな、と思いました。他のツールとも比較しましたけど、ヒートマップが入っているっていうのも大きなポイントですね。


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費用に収益が見合うかどうかのシミュレーションも行いました。年間数十億っていう売上がある中で、0,1パーセントでもCVRがあがるならVWOを入れようと思いました。少しのCVR改善でもかなりインパクトが大きいですよね。

仮に改善しなかったとしてもサイトの何が悪いのかっていうのがわかると思うんですよ。Bパターンが悪かったとしたら、今後これはやってはいけないんだっていうノウハウがたまるので決して無駄ではないかなと思いました。

いわゆる「海外ソフト」のような不安感は一切なし

-海外ソフトを導入することの不安はなかった?

全くありませんでしたね。導入するまで不明な点がいろいろあったんですけれど、電話などで迅速に対応していただいて非常に助かりましたね。

ツール自体も非常に扱いやすくて助かっています。少し説明はしていただいたんですけれど、本当に直感的に操作ができますね。最初は管理画面が英語で不安もあったんですが、今は全て日本語化されているのでそれも安心です。

少しの変更で登録率が3倍に

-現在どのようなところにVWOを使っていただいていますか?

トータル的にサイト全体のUIの改善を行っています。

また、決め手のもう一つとしては、サポートが日本語で付いて、電話ベースでやりとりをして、疑問点をすぐに解消できるっていうのも大きいですね。

ユーザが最も訪問するページがブランド一覧ページなのですが、そこの直帰率を如何に減らすか、商品詳細ページへ如何に誘導するかを課題にしているのでレイアウトだけにこだわらずボタンひとつひとつのデザインを変えるテストなどを行っていますね。

具体的には、明らかに良くなったテストがありまして、ブランド一覧ページにおけるお気に入り登録ボタンのデザインを変えました。もともとテキストのみだったボタンをしっかり目立たせただけで登録率が3倍くらい上がって、それが最初の大成功でしたね。

また、常にA/Bテストを使って検証をしていなければならないなとは思っています。3ヶ月に集中してテストをやればいいと言う方もいらっしゃると思うんですが、Webサイト自体も改修を続けていくわけで、そのたびにまたテストをしなければならない。常に状況は変わっていくので去年テストしたから今年はテストしなくていいやってことにはならないと思うんですね。

サイトを見直すきっかけになる、A/Bテストツール

-A/Bテスト導入を検討している企業様に一言いただけますか?

ABテストをやるなら、ツールは絶対に入れるべきだと思います。

結果が明確に出るパターンと、明確に出ないパターンってやっぱりあるんですよね。満を持して改善案を作ってみて、テストしたんだけれど意外と有意な結果が出なかった時って少し残念ではあるんですけど、なんで結果が出なかったんだろうと考えることにすごく意味があったと思います。

思い込みでこれ絶対にいいと思い込んでいたデザインがダメだったとき、改めてサイトがどうあるべきかっていうのを考えなおすきっかけになったりするので。そのときにサイトについて改めて考える機会がすごく大事だったりすると思います。

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そういった意味で、改善パターンを見出すためのテストやツールっていうのもありますけど、そうじゃなくて、そもそもウェブサイトがどうあるべきかっていうのを深く考えるきっかけになるツールであるかなと思います。

 

VWOに関して言えば、先ほども述べましたが、コストが低くまた導入のハードルが低いという点でおすすめですね。

飯沼様、お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!?

 

↓集英社様のホームページ↓

http://www.shueisha.co.jp/

取材日時 2015年6月